静電容量無接点キーボードのすすめ〜最終的には打ち心地〜

皆さんはどんなキーボード使ってますか。
私は自宅ではNiz atom66を、職場では東プレのリアルフォースを使用しています。
両方ともキーの入力に静電容量無接点方式というものを採用しているものです。

キーボードにあまり関心がない人にとっては「何のこっちゃ」という感じだと思いますが、静電容量無接点方式のキーボードの魅力について記述していきたいと思います。

キーボードなんて何でもいい

タイトルと矛盾する見出しですが、実際何でもいいと思います。

皆さんのキーボードを選ぶ基準は何でしょうか。
以下の理由が一般的には考えられると思います。

・値段
・見た目
・使いやすさ
・そもそもキーボードのことなんか考えたことない

この中でも一番下の「キーボードのことなんか考えたことない」方が多いのかなと個人的には思っています。
正直パソコンに文字を打てればいいわけですから、何でもいいですよね。正直私も今もその気持ちがあります。

ただ、私は今ではキーボードを選ぶ基準に「打ち心地」が入ってしまっているのです。なぜなら静電容量無接点キーボードの打ち心地を体感してしまったからです。
静電容量無接点方式のキーボードを使ってからは抜け出せないのです。沼にハマってしまって、これ以外使えないのです。

キーボードを考えるようになったきっかけ

私はタッチタイピングができます。これは大学時代に習得したのですが、レポートや卒論に追われている時、絶対タッチタイピングできた方が効率が良いとふと思ったのです。
そこから基礎的な母音の位置はどこだ、とか、伸ばし棒は小指で打ちづらいなとか、そういうことを積み重ねてタッチタイピングを習得しました。
この頃はパソコンに初期で付属されていたキーボードを使用していました。キーボードにお金をかけることはできなかったし、そのキーボードに何の不満もなかったので何となくそれを使用し続けていました。

大学を卒業し、社会人になりました。最初に就職した会社はゴリゴリのIT企業で、プログラマーとして働いていました。基本的には設計書に沿ってプログラムを書いてテストをしてといういわゆる下流の仕事でしたので、仕事中のほとんどの時間はキーボードと触れ合っていました。
(日本語のタッチタイピングはできましたが、英語とかプログラミング言語のタッチタイピングをまた一から学び直したのは別の話。。。)
1年目の時はお金があまりなかったのもあり、会社から支給されたキーボードを使用していました。ただ、環境的にも「いい感じの」キーボードを使用している人がたくさんいたのでそのあたりから、「いい感じの」キーボード買ってもいいかもと考えるようになったと思います。

初めて買ったのが静電容量無接点方式のキーボード

社会人2年目になるとボーナスもそれなりにいただけて、それを機に仕事道具だし「いい感じの」キーボードを買おうと思ったの覚えています。
買う前に周りの人のキーボード(メカニカルと静電容量無接点の両方)を試させてもらいました。
触った中でも一番憧れていた上司(45歳くらいの上流担当)の人が使っていたのが東プレのリアルフォースというシリーズのキーボードでした。
しかも、そのキーボードはその上司が20代でプログラマーだった頃買ったものだというから驚きました。静電容量無接点キーボードは一生モノとよく言いますが、本当にそうなんだと体感しました。
触らせてもらってさらに驚きました。今まで私が使っていたキーボードは何だったのかと。そのキーボードは打ち心地が軽く、軽いにも関わらず、「打ってる感」はしっかりとありました。しかもポクポク?スコスコ?という静電容量無接点方式独特の打ち心地がありその瞬間にそのキーボードを購入することを決めました。

スコスコ

静電容量無接点キーボードの打ち心地をよく「スコスコ」と表現します。
→主にキーボード沼の住人が使用します

魅力はこの「スコスコ」だと思います。

私はリアルフォースとatom66を購入して以来、この「スコスコ」という打ち心地に魅せられています。

このスコスコをさらに言葉で表現するとキーが指に吸い付いてくるような感覚とでもいえるでしょうか。
キーを押すたびに「ああ、良い」と感じます。文字を打つのが楽しいのです。

スコスコ」に関しては基本的に静電容量無接点キーボードでしか体感できません。

また、他の静電容量無接点方式の魅力は以下だと思います。

打ち心地が軽く手が疲れにくい
→これは静電容量無接点方式によるもので、完全に底付きしなくてもキーを入力したと判定されるので軽いタッチで入力できます
長く使える
→静電容量無接点は底付きしないので基本的には物理的な消耗がありません
 それゆえ長く使えます


初めて買ったものと同等モデル


プライベートで使用しているキーボード

決めては結局打ち心地なのではないか

最初にも書きましたが、選ぶ理由はさまざまあると思います。
ただ、最終的には手にフィットするかどうかが重要なのではないかなと思います。

私にとって上記のような体験があり、静電容量無接点方式のキーボードが手にフィットしました。今となっては良い買い物だったと言えますが、当時2-3万しましたから相当思い切った決断だったと思います。
何しろ最初に買ったキーボードがそれですからね。

家電量販店に行けば、それぞれのキーボードが試せます。まずはそれぞれの打ち心地を体験してみるのがいいかと思います。

今までの打ち心地が一番フィットするということがわかるかもしれませんし、メカニカルのカチカチ感がいいかもしれません。静電容量無接点のスコスコにやられてしまう人もいるでしょう。

私はキーボード沼の住人です。こちらの世界で一緒に沼にハマりませんか?

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